A-FORCE12は6層ドライカーボンのファイナルレイヤーに幅の太い12kカーボン※３使用することで、チェッカーフラッグのようなパターンがカーボンヘルメット独特の印象を与えます。
※３：12,000本のカーボン繊維を紡いだカーボン糸。

A-FORCE12で使用している12kカーボンはヘルメットの帽体に整形することが非常に難しく、高い技術が必要になります。そのため、A-FORCE12は職人がひとつずつ手間と時間をかけて製造しております。

前述のとおり大量生産が難しいため、「少量生産かつ不定期販売」という変則的な形式をとることで、お客さまのお求めやすい価格を維持することにしました。

バイザースクリューのフレームがブラック・レッドの２種類付属します。手軽にイメージチェンジができます。
標準：ブラック（２個）
付属：レッド（２個）

フルフェイスでは最軽量クラスの1,250g（±50g）を実現。
シェルには硬くて軽い「カーボン」と防弾チョッキに使用される強靭な繊維「ケブラー」を独自のプレス技術で1つに形成した6層ドライカーボンを採用。強さと軽さを両立。

A-Force12のカーボンシェルは材質の特性を活かした6層で構成されています。
軽くて硬い「カーボン」。高い強度と弾性の「ケブラー」。断熱・防音・静電気防止効果のある「グラスファイバー」3種類をあわせることで衝撃に対し、強くて柔軟性のあるシェルが完成しました。
防弾チョッキなどにも使用されているケブラーを2層にすることで貫通耐性も高く、新SG規格（JIS2007）の貫通試験・衝撃試験を高いレベルでクリアしています。

※カーボンシェルは１つずつ手作業で製作されているため、カーボンの網目・つなぎ目に個体差がありますが性能上問題はありません。

A-Forceシリーズはシェル全体がエアロ形状に設計されています。
走行中の空気の流れを滑らかにし、風によるヘルメットの押し込み・浮き上がりを軽減します。
※写真はA-FORCE

内装には内部EPSにエア・レールが刻まれており、ベンチレーションから取り入れた空気を効率よくヘルメット全体に流すことで快適性を向上させました。

A-Forceの内装パッドは、汗をかいても表層のドライクロスでとどまり、パッド内部のスポンジまで浸透しにくいため、不快なムレ・ニオイのしみつきを防ぎます。
汗が気になるときはタオルでひとふきすれば、乾いた状態に戻り快適に使えます。また、ファンデーションの色がうつりにくいので、女性でも化粧崩れを気にせず使えます。

A-Forceシリーズの内装は外装のカーボンと調和するように各所にデザインを施しました。
また、A-Forceシリーズは内装交換でサイズ変更(S～ＸＬ)が可能。センターパッド・チークパッドのサイズの組み合わせで頭の形に合った自由なカスタマイズができます。
※A-FORCE12の内装は赤色のみです。
※黒色の内装も装着できます（オプション）。
※ネックガードはフリーサイズです。

A-Forceは４つのパーツでヘルメット内の環境を快適にします。
チンカーテン・ネックガードで下からの巻き込み風を防ぎ、ノーズカーテンにより呼吸によるくもりを防ぎ、ノーズガードでベンチレーションから取り入れた空気を効率的にシールド側に流し、シールドの視界をクリアな状態に保ちます。
※ネックガードを装着すると人によって、かぶりにくく感じる場合があります。
※写真はA-FORCE

走行中にグローブをつけたままでも操作しやすいようにスライド式ベンチレーションを採用しました。
ベンチレーションにはそれぞれマーカー処理（エンボス）が施されており、触感で操作することができます。
※ベンチレーションはデザイン上、無塗装となっており、色ムラのように見える場合があります。（性能上の問題はありません）

ヘルメット規格はより安全性の高い新ＳＧ/ＰＳＣを取得

WINS A-Forceシリーズは、安全基準が高い新SG/PSCさらにMFJ公認を取得。
新SG規格の検査基準はJIS2007と同等の高さ2.5mから落とした衝撃が300G以下に抑えられることが条件となる高い安全性が求められる規格です。

衝撃テスト

検査では人頭模型をヘルメットにセットして衝撃テストを行います。
その結果、中心にセットされた加速度がどれだけの衝撃を生じたかを測定します。
その値(加速度G)が小さければ小さいほど、万が一の事故の際の頭にかかる衝撃が小さいということを示しています。

チークパッドにサウンドテック専用フォルダー

チークパッドにはヘルメット用スピーカー「サウンドテック」シリーズのスピーカーを簡単に納めることができる「サウンドテックフォルダー」が装備されています。
ケーブルを通してポケットにスピーカーを納めればスピーカーが邪魔になりません。